2020年、投資の知識0でしたが、その状態から勉強をし、投資、資産形成をスタート。
投資と家計管理で貯金0から資産2,000万以上築くことができ、
今では日本株、米国株、投資信託…様々な投資をするようになりましたが、その最初の第一歩となったのは「つみたてNISA」でした。
という方が参考になるよう、この記事では、筆者が実際運用した(旧)NISAの積立額、運用損益等の実績(2022年)を公開します。
▼2020年、2021年の実績はこちらの記事を参照ください。
2022年1~12月の運用実績
年月 | 運用期間 | 総額 | 投資元金 | 損益 | トータルリターン | 積立額 |
---|---|---|---|---|---|---|
2022年01月 | 1年7ヶ月 | 823,875円 | 703,329円 | +120,546円 | +17.13% | 33,333円 |
2022年02月 | 1年8ヶ月 | 849,132円 | 736,662円 | +112,700円 | +15.30% | 33,333円 |
2022年03月 | 1年9ヶ月 | 969,086円 | 769,995円 | +199,091円 | +25.85% | 33,333円 |
2022年04月 | 1年10ヶ月 | 961,065円 | 803,321円 | +157,737円 | +19.63% | 33,333円 |
2022年05月 | 1年11ヶ月 | 992,180円 | 836,611円 | +155,519円 | +18.58% | 33,333円 |
2022年06月 | 2年 | 1,000,616円 | 869,994円 | +130,622円 | +15.01% | 33,333円 |
2022年07月 | 2年1ヶ月 | 841,869円 | 661,798円 | +180,710円 | +19.93% | 33,333円 |
2022年08月 | 2年2ヶ月 | 883,710円 | 695,131円 | +188,579円 | +20.13% | 33,333円 |
2022年09月 | 2年3ヶ月 | 873,666円 | 728,464円 | +145,202円 | +14.96% | 33,333円 |
2022年10月 | 2年4ヶ月 | 994,086円 | 761,797円 | +232,283円 | +23.15% | 33,333円 |
2022年11月 | 2年5ヶ月 | 986,789円 | 795,130円 | +191,659円 | +18.48% | 33,333円 |
2022年12月 | 2年6ヶ月 | 952,721円 | 828,463円 | +124,261円 | +11.61% | 33,333円 |
2021年に続いて元本割れが一度もなく、先月実績と当月積立額と比較し、損益率減となったのが8回。(赤字部分)
最高益(%)(ピンク字)は3月でした。
2021年12月が損益+184,118(トータルリターン+27.48%)だったので、2021年と比較すると22年12月が損益+124,261(トータルリターン+11.61%)でやや成績は下がりました。
とは言え、元本割れがなく、含み益であるので非常に満足な成績です。
7月(青字)は一部銘柄を売却したため、「総額」と「投資元金」に変化があります。売却した銘柄、理由は後述します。
保有銘柄
つみたてNISAで実際保有していた銘柄は以下の通りです。
・iFree 日経225インデックス
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
この中で、日経平均株価に連動する「iFree 日経225インデックス」は売却をしました。
売却理由は、かんたんに言うと、NISA始めたて当初は日本の将来(成長性)に期待して投資していましたが、
(正確には日本が好きだし、日本なら安心、という気持ちもあった)
「そもそも人口減少、少子高齢化の日本で、今後の経済成長が期待できるのか?」という疑問から考え方が変わったためです。
やや勉強不足で選んだ部分もあり、含み益になった瞬間に売却。
売却したお金で別銘柄に再投資しました。
▼詳しい失敗談はこちらの記事をご覧ください
2022年の値動きとニュース
日経平均株価
2022年は激動の1年でした。経済、政治のビッグニュースばかり。新型コロナウィルスが落ち着きを見せ、経済回復すると思いきや腰折れ状態、2021年の株価上昇に煽られ投資を始めた人は22年の含み益に不安を頂いたのではないでしょうか。
株価に影響を与えたニュースとして、
・ロシア、ウクライナ戦争
・台湾有事の懸念
・高インフレ、32年ぶり1ドル150円を記録した円安
・安倍元首相暗殺
・世界株価ランキング上位テスラ(CEOイーロン・マスク)のTwitter買収騒動
などがありました。
また、この年はお金の本にも注目が集まり、
・ジェイソン流お金の増やし方
・三千円の使い方
などがベストセラーに。
ジェイソン流お金の増やし方が流行った後、株価が下がり、本をきっかけに投資をスタートした人は、「詐欺だ!」「厚切りじゃなくて損切ジェイソン」など、X(旧Twitter)で大炎上、厚切りジェイソン氏がコメントに呆れてアカウント削除したことも大きなニュースとなりました。
S&P500と日経平均の推移
S&P500、日経平均ともに年初から株価は下降。苦しい1年となりました。
(米)ドル/円の推移
円安が徐々に高まり、140円を超した辺りから海外投資家たちの日本株買いがスタート。年初から下がり続けた日経平均株価が徐々に上昇傾向となりました。
振り返り
知識0の状態から勉強をし、始めた(旧)NISA。
投資デビューを果たしてから約2年。投資に慣れてきた部分もあり、考え方を整理して、銘柄の見直しに踏み切りました。
また、2020年、2021年と順調に増えていましたが、2022年で一遍。
今まで右肩上がりだった含み益も、ある日突然含み損になることを経験。
積立て、長期投資とは言え、経済、政治ニュースをしっかり取り入れることが自信の握力(投資メンタル)を育てることだとも学び、日々勉強の大切さを改めて実感しました。
資産形成において投資は欠かせませんが、投資は必ず増えるものではありません。
しかし、時間を味方に、長期目線で運用、堅実的に増やしていく方法です。
同じことを繰り返しお伝えしますが、それには勉強、情報収集は欠かせません。
これから始める方々は是非、その観点を頭の片隅に置きながらはじめていただければと思います。
※投資、判断は自己責任です
▼参考_旧NISA(つみたてNISA):2023年実績